痛風対策のおススメレシピ

■さといもの煮ころがし

痛風予防・改善に最適なレシピをご紹介しましょう。 さといもの煮ころがしは、塩分控えめの味付けで、野菜の素材のうまみを引き出してくれるメニューです。

じゃがいもやさつまいもやさといもなどのいも類は、思ったよりも炭水化物が少なく、しかも低カロリーな食材で、食べたときにほどよい満腹感が感じられます。

さといもに含まれるムチンとガラクタンという物質によるものです。とくに便秘の予防・改善や肥満防止などの効果があると言われています。

さといもは、体質をアルカリ性に保つ働きがあります。そして、尿の酸性化を防ぎ、尿酸値が高い人には最適の食材です。

さといもには、カリウムが豊富に含まれており、体内のナトリウムをスムーズに排出してくれます。

材料は、さといも160g・水1 / 2カップ、調味液はさとう・しょうゆ・酒各大さじ1です。 さといもの革をむいて、一口大の大きさに切っておきます。

お鍋にさといもと調味液を入れて、水がヒタヒタ程度の高さになるまで入れます。 これを中火で15 ? 20分ぐらい煮込みます。 火が通ったら火からおろして、出来上がりです。

5~10分程度保温して時間をおくと、煮汁の味がさといもに十分しみこんで、とてもおいしくいただけます。 さといもをじゃがいもに代えてもいいでしょう。

 

■大豆と豚肉のトマト煮

痛風の予防・改善にオススメのメニューをご紹介しましょう。 大豆と豚肉は、健康増進に積極的に摂りたい食材です。 大豆そのものを食することはあまりありませんが、近年、大豆の効用が見直されて、大豆をふんだんに使ったサラダや大豆を絞って液状にした豆乳が人気があります。 痛風の予防と改善には大豆や大豆食品がいいと言われています。

大豆食品には、さまざまな種類があります。ビールのおつみまによく使われる枝豆は、実は大豆の若い種子です。

栄養素はほぼ大豆に似ています。
おからは、豆腐を製造する過程にできる豆乳のしぼりかすで、豆腐よりも食物繊維が豊富です。

おからは、クッキーやハンバーグ、コロッケなどに利用されます。 高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させたもので、凍り豆腐とも言います。スポンジのような感じの食材です。豆腐よりもコレステロールの抑制作用が強く、脳に活力を与えて血管や血液の流れがよくなります。

大豆と豚肉を使ったドライトマト煮をご紹介しましょう。豚肉は、比較的脂肪分の少ない豚のももの部分を使うといいでしょう。 材料は、ゆでた大豆・玉ねぎ・ニンジン・豚肉 (もも) ・ドライトマトです。 野菜と豚肉を1センチ角に切ります。 ドライトマトを軽く洗い、うすく切ります。 お鍋に油をうすくひいて熱して、野菜と豚肉を炒めます。さらに大豆を加えて炒めます。 さらに、ドライトマトと固形スープの素と水を加えて煮込んでできあがりです。 盛り付けをして、上から軽くパセリのみじん切りをかけるといいでしょう。

 

■豚しゃぶのサラダ

痛風の予防・改善メニューに豚しゃぶのサラダをご紹介しましょう。 このメニューには、セロリが使われていますが、実はセロリは栄養素が高い野菜として知られています。

野菜の中でも、セロリは苦手という人もいると思いますが、セロリの効用について、見直してみてはいかがでしょうか。

セロリは、高血圧の予防や排尿痛の改善、利尿効果、そして痛風にもよいと言われている野菜です。

豚しゃぶサラダの材料は、豚肉・キャベツ・きゅうり・にんじん・セロリです。

豚肉をゆでると、脂質やプリン体を減らすことができます。ドレッシングに使われるオリーブ油はコレステロールを流して排出させる作用があります。

豚肉をゆでて、ザルに上げてあら熱を取って、冷蔵庫で冷まします。

野菜はすべて千切りにします。千切りにした野菜と豚肉を盛りつけて、ドレッシングをかけて、出来上がりです。全体的にさっぱりとした感じで食欲がすすみます。

 

■豆腐ハンバーグ

大豆の栄養素をふんだんに取り入れた豆腐ハンバーグをご紹介しましょう。 豆腐は、低カロリーの食材です。

ここでは豆腐を使ってハンバーグを作りますが、豆腐のかわりにおからを使ってもいいでしょう。とくにつなぎにパン粉や卵を使う必要はありません。

材料は、鶏のひき肉・豆腐です。 木綿豆腐を水からゆでて、ふきんにとり、よく水気を絞ります。

鶏のひき肉と塩・こしょう・しょうが汁を少々、片栗粉大さじ1 / 2ほど加えて、よく混ぜてねばりを出します。よく混ざったら、ハンバーグの形を作ります。

フライパンを熱して、油を少々いれて、ハンバーグを焼きます。軽くこげ色がついたぐらいがおいしく食べられます。

ソースやケチャップの代わりに、ぽん酢と大根おろしをかけると、和風でさっぱりとした食感になります。夏バテ防止メニューとしてもオススメです。

 

大根には、リパーゼ・プロテアーゼ・アミラーゼなどの消化酵素が含まれています。

このような酵素は、熱には弱いのですが、豆腐ハンバーグの上からかけることで、消化酵素の本来の働きがそこなわれることはありません。

大根おろしの辛味の成分が消化吸収をよくしてくれます。

豆腐ハンバーグのつけ合わせには、トマトやじゃがいものこふきいもなどを添えるといいでしょう。

じゃがいもは、痛風の予防によく、フランスでは、「大地のりんご」と呼ばれているほど、栄養豊富な食材です。

 

このほかおススメレシピはまだまだ沢山あるので、参考にしてみて下さい。

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